日本のプロスポーツチームで働きたいあなたへ

現役スポーツビジネス関係者が業界の裏側をゼロから解説

スポーツ業界に身を委ねた私の経歴

どんな経緯でスポーツ業界に?

 

簡単に私の経歴を紹介します。

はじめに断っておきますが、特に自慢できるような特殊なものはありません。

 

1社目はサッカー、コンサートを中心に利用されているスタジアムへ就職

2社目はプロスポーツチームへの転職(現職)

 

職業人口が少ないというのが理由かと思いますが、

よく、「どういうルートでその職業に就いたか」と質問を受けます。

 

正直語るに値する内容ではないのですが、

「何か特殊なスキルがなくても、業界に入ることは可能」

ということをお伝えしたく以下簡単に記載します。

 

・地方出身でプロスポーツをまともに観戦した経験なし

・高校は運動部(弱小)

・平均レベルの大学に一般受験で進学

・非運動系のサークルで酒浸りの毎日

・語学/IT/会計のスキルなし

マイナビ/リクナビからエントリーで内定

・転職サイトの求人からエントリーで転職

 

ね、何の変哲もないでしょう?

 

業界志望の人には、まずは安心して貰えたらと思います。

 

リーグの規模を問わず言えることですが、チーム運営会社は

社会分類上あくまで「中小企業」であることが殆どで、収入もそれなりです。

 

職員は大きいクラブで約200名、Bリーグのような規模であれば1クラブ10数名で回しているような所も沢山あります。

 

運とタイミングが重なれば、誰にでも関係者になる機会は有ります。

全く特別なことではありません。

 

 

志望する時に気をつけたいポイント

チームやスポーツが好きという気持ちと、

仕事にするというというベクトルはかなり別の方向にあります。

 

ミーハー魂を堪えきれず、「好き」という感情を前面に出す人は、

ビジネスとして関わることは難しいケースが多いように思います。

 

プロスポーツチームの存在意義は何なのか?

ファンビジネス・コンテンツビジネス・地域貢献等など

大義を見つめ、一歩引いて捉えられることが重要です。

 

華々しく見える世界ではありますが、裏側は恐ろしいほど一般的で、地味なことが多いです。

 

その辺り、どんな業務があるのか、どのような動きをしているのか、ということをチーム側からの観点で次回以降掲載してきます。

 

業界分析の一端を担えるよう。

気になった方は是非読者に!

 

2020.5.26 たいとろ

 

 

 

 

 

 

 

 

日本のプロスポーツチームで働きたいあなたへ(前書き)

年収?売上?ビールの売り子から暴力団対応まで

スポーツビジネスの裏側にフォーカス

 

はじめまして。

現役プロスポーツチーム関係者の"たいとろ"です。

 

自分の思考の整理・アウトプットの場の確保もかねて、

ブログを開設させて頂くことになりました。

 

新卒から約10年、スポーツビジネスの世界を経験してきた私から、

 

・どのようにすればスポーツチームで働くことができるのか

・具体的にどのような仕事をしているのか

・この先の国内スポーツビジネスはどうなっていくのか

 

の上記3点を中心に発信していくブログにして行きたいと思います。

 

スポーツビジネスの裏側は、華々しいスタジアムの雰囲気と全く異なり

驚くほど地味な作業の連続であることが多いです。笑

 

飾らない、生々しい情報を提供していくつもりですので

 

これから業界を目指したい学生さん、

転職でスポーツ業界を狙っている若手ビジネスマンの方々

スポーツ観戦が好きで、関係者の裏話が聞きたいファンのみなさま

 

にとって何か役立てるものになれば幸いです。

 

少しでも興味を持って頂いた方は、是非今後の更新をチェックしてみてください!

 

2020.5.24 たいとろ